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10.事例紹介:沼津中央青果様の取り組み(4)
〜第3章まとめ〜【全12回連載】

日本事務器株式会社 fudoloopチーム

※本記事は、2022年10月25日開催の青果流通事業者向けオンラインセミナー「売上を取り戻すために今、青果流通事業者・市場ができることとは」の内容をもとに、記事化したものです。

 

第3章 自社の問題に対し行動を起こした沼津中央青果様の取り組み

前回記事「3-3.生産者・買い手に選ばれ続ける市場へのチャレンジ 〜売上を取り戻すために〜」はこちら

第3章のまとめ

この章では沼津中央青果様の抱える問題とそこから設定した課題に対して、具体的にどのような解決策を実践したのかをご紹介しました。取り組みに踏み切ることができた理由はどこにあるのでしょうか。

遠藤様は次のように話していました。
「自分のキャリアの中で、小売業者さんにつつかれ、言われた通りのことを農家さんに伝えて頼みに行っては怒られてきた経験が活きていると思います。小売業者さんの考えていることに気付き、農家さんに求められていることについて会話ができるようになっているからこそ施策を考えることができました。」

前章では、自社の周りに目を向けることで、自社の問題に気づくことができたということを伺えました。これは問題に対する取り組みについても、自社がやるべきことのヒントは、小売店や生産者が持っている場合も多いということに通ずるのではないでしょうか。
各々のニーズを整理していくことで、市場が能動的に取り組むべきアクションを考案することができるはずです。

以上

※fudoloopメールマガジン(掲載日:2023年9月15日)
※本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞および製品名等は、閲覧時に変更されている可能性があることをご了承ください。

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