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活用事例

仲卸 地方卸売市場 消費地市場

適地適作で作られた美味しい果菜を、デジタルの活用で販売先へ連携をしていく。

大阪南部合同青果株式会社様

適地適作で作られた美味しい果菜を、デジタルの活用で販売先へ連携をしていく。

上段左から→ 野菜部 課長 中塚 正典 様 / 管理部 課長代理 兒島 俊幸 様
下段左から→ 野菜部 大谷 泰史 様 / 代表取締役社長 中谷 泰明 様

この事例の要約

  • ・産地の立場が強くなってきている状況で、青果卸側で値決めして仕切ことが少なくなってきていることに課題を抱えていた。
  • ・入荷予測精度を上げるために「fudoloop」を導入。
  • ・「fudoloop」の導入により出荷予測精度が上がり、販売先からの注文に対して正しく割り振りができるようになった。
  • ・スーパーへ販売する際のセット商品も組みやすくなった。

大阪南部合同青果株式会社様は、大阪府堺市にある青果卸売市場です。都市部に立地しながら地場産も販売している市場で、カフェやマルシェなどの新たな事業も行っています。
生産者からの入荷予測を立てていたものの、販売先からの注文に対してでたとこ勝負のような状況になることもあり、入荷予測精度を上げるためにfudoloopを導入しました。

fudoloopを導入し、どのように取り組み、どのように改善できたかについて、代表取締役社長 中谷泰明様、野菜部課長 中塚正典様、野菜部 大谷泰史様、管理部課長代理 兒島俊幸様にお話を伺いました。

目利きのできる職人技とデジタルを活用して、攻めの事業を行う

貴社の事業概要や特徴を教えてください。

中谷氏: 都市部には立地しているものの地場産も販売している市場です。カフェやマルシェなどの新たな事業を行いながら、SNSを大きなビジネスの転換点として様々な発信を行なっています。

事業上の課題や事業を伸ばしていくポイントに関して、どのようなことを考えられていますか?

中谷氏: 青果卸は逆ザヤの状況で、産地の立場が強くなってきています。
そのため、青果卸側で値決めして仕切ることが少なくなってきていることが課題です。 産地側も重点市場の中に入ってくれば青果卸の位置付けをもう一度見直していただけます。 4月に新たに3名の執行役員を登用したので、少しでも産地の取り扱い件数を増やせるよう、新たな力で攻める経営をしていきたいと考えています。

「fudoloop」を最初に知ったきっかけを教えていただけますか?

代表取締役社長 中谷 泰明 様(写真右)
野菜部 大谷 泰史 様(写真左)

中谷氏: ウェブセミナーで「fudoloop」を知り、既に導入していた沼津中央青果さんへ見学に行きました。青果業界はデジタル化が遅れており、近郷野菜を増やさないといけない市場の特徴の中で、縮小していく一方でした。 また、以前は競りしか行っていなかったのですが、八百屋との値段比較の中で量が多く集まった時に生産者のモチベーションを上げることは難しいと感じており、それを改善するためにデジタルの力を使うことを考えていました。 目利きのできる職人技も活かし、良いものは先に相対で売るということを常々思っていて、「fudoloop」を利用している現場と仕組みを見た時に、「これだ」と感じ、導入を考えました。

地場青果の取り扱いや生産者に対して、どのように取り組まれていますか?

中谷氏: 近隣に直売所ができて、生産者がダイレクトに消費者に接することができるということが現状です。 ただ、直売所によっては他のスーパーよりも値段が高くなってしまっている場合もあります。その土地の土壌の質を活かし、手間が掛かっても適地適作の考えで、美味しい果菜を作っていきたいという思いがあります。 また、大阪公立大学とはレタスを始めとして、果菜を充実させていく研究をしてほしいという話もしています。

出荷予測精度の向上だけではなく、販売商品を多様化する

「fudoloop」の導入に関して生産者に説明をした時、反応はいかがでしたか?

大谷氏: 導入前から生産者とはメッセージアプリでやり取りをしていたので、「fudoloop」へ移行することに問題はありませんでした。

「fudoloop」を導入される前は、どのように出荷予測を立てられていましたか?

兒島氏・中塚氏: 生産者の前週の出荷実績と、週末に電話を掛けて翌週の予測を立てていました。
生産者に注文した数の欠品が発生していたので、出たとこ勝負のような状況になっていました。

「fudoloop」を導入した後は、販売先や生産者とのコミュニケーションはどのように変わりましたか?

野菜部 課長 中塚 正典 様(写真右)
管理部 課長代理 兒島 俊幸 様(写真左)

兒島氏・中塚氏: 「fudoloop」で生産者からの情報を確認することで出荷予測精度が上がり、販売先からの注文に対して正しく割り振りができるようになりました。「fudoloop」の機能により生産者が1週間、2週間の出荷カレンダーを入れてくれるので、スーパーへ販売する際のセット商品も組みやすくなりました。

企業情報

企業情報(大阪南部合同青果株式会社)
会社名 大阪南部合同青果株式会社
所在地 大阪府堺市北区中村町744-1
ホームページ http://www.osaka-nanbu.com/

※取材日:2024年4月
※本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞および製品名等は、閲覧時に変更されている可能性があることをご了承ください。

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