これまでお伝えしてきましたように、集出荷情報をデジタル化することで、農家からの物理的な紙の伝票を基幹システムへ入力する業務や、その入力チェックを行う業務など、二重・三重に時間がかかっていた業務の手間を省くことができます。また、基幹システムにデータ連携を行う前においても、入荷情報の集計業務など業務プロセスの効率化をすることができるため、迅速に先行相対提案が可能です。加えて、組織での情報共有ができるようになることで個人への業務依存度が下がり、退職や休暇などによる業務停止リスクを低減したり、組織全体での知識向上やスキルアップにも通じます。
青果市場・卸業界を取り巻く環境は年々厳しさを増していますが、「マーケットイン」志向実践のための集出荷情報のデジタル化は、営業利益の向上、および業務プロセスの効率化、リアルタイムな情報共有、顧客サービスの向上など多くのメリットをもたらします。そのメリットにより青果市場・卸の競争力が向上し、持続可能な発展を遂げることが期待されます。
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集出荷情報のデジタル化を実現する「fudoloop」のご案内
※fudoloopメールマガジン(掲載日:2024年4月19日)
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